デスク環境構築シリーズ、ついに最終回となります。
デスクと切っても切れない存在、それは「椅子」です。
そしてここまで「ゲームするようなヲタクだからゲーミングチェアじゃないの?」と思う方もおられるかと思いますが、そこも含めて語っていこうと思います。
自分のチェア推移
結論から言いますと、今年の2月頭まではゲーミングチェアを使っていました。使ってたのはこちら
これの旧モデルを使ってました。実際、リクライニング付きでそこそこにいい感じに使ってました。

バウヒュッテのゲーミング座布団なども使って4年ほど使っておりましたが、現在の昇降デスクにしたり、足元をコンパネにして気付いたのが
自分、かなり姿勢が悪くなってた事を痛感した
そう、いざ足場やデスクで高さ調整して、正しい姿勢と取ろうとすると、この椅子だと綺麗な姿勢ができない。いや、背筋を伸ばすことはできるのだけど、ふとももの圧迫が酷いのか、座ってるだけでふくらはぎが浮腫み、立ち上がる時に痺れを感じるほどであったのだ。
そもそもゲーミングチェアは深く腰をかけて椅子に体を預ける事で長時間の座りを快適にするものであって、PC作業などの姿勢を正すようなポジショニングには向かないのだ。そして自分は
ゲーミングチェアを一番下にしても座布団とかを含めると足が楽な状態になってなかったのである。故に浮腫んだ訳で。
昇降デスクに変えてから1か月ほどでこの状態に気づき、椅子、新しいのにした方がいいなぁ…と思ったのであった。
オフィスチェアの検討
椅子が体に合ってないなぁと思い始めてから色々と調べてて、最初はこの椅子を買おうと思っていました
前傾チルト有り、ランバーサポート調整、オットマン付き、そしてこの値段でコスパ抜群!!ただまぁ、絶賛昇降デスクの分割支払い中なのでそれが終わってからかなぁって(クレカの使用残高の件もあるので)
しかし、これだけの性能があっても一個懸念点があった。それは
この椅子、試座ができない
って点である。コスパはいいけど、前のゲーミングチェアみたいに海外製だと「本当にこの椅子が自分に合ってるのだろうか?」と。これだけの機能がついてても体に合わなければ、コスパが良くてもただの散財になってしまう可能性だってある。何より毎日座る椅子故にこの妥協は数年、自分の体を蝕む事になる。そこで色々とYouTubeなどで動画を漁ってる時にこちらの動画を見つけたのである
そう、自分は「Amazon」で買う事を前提に考えてて、国内ECサイトを完全に見逃してたのである。そこで上記の椅子は試座できないけど、他のなら試座できる場所があるなら、その中から自分に合う椅子を見繕えばいいじゃないかという結論に至る。中古で探すかと思った中、こちらの動画は2年前の動画なので紹介の内容が少し古いのであるけど、
「購入」ではなく、まず「レンタル」をする
という形で10万近いオフィスチェアを手に入れれる方法を見つける。
それがこちら
月々の支払いで2年間支払い続ければ、そのままもらえるという仕組み。実際計算すると一括で買うよりかは高いけど、初期費用を今すぐに用意できない、体に合わなければ返品できる(半年レンタルという縛りはある)自分的には「実質24回分割払いで買えるのと一緒やん!」となった訳で。なのでこのレンタルできる椅子が「試座できる場所が県内にあるか」というのを調べたらあったので早速試座する予定を立てた。
全国にショールームがあり、オフィスチェアの試座もできるので自分の座りたいオフィスチェアを扱ってるかを調べて、近隣にあるかも調べるといいかもです。(ここで買わなかったのでせめてもの宣伝を)
海外メーカーだと自分のような平均身長より低い体型人間だと合わない可能性があったので、国産メーカーで女性でもしっくりくるオフィスチェアというのに焦点をあてて検討したところ、こちらのオフィスチェアがひょっとしたら合うかもしれないとなる
フレキスポットのC7ほどの機能はないとしても、書き作業などで少し前傾になる時の「前傾チルト」付きでリクライニング機能など、シンプルでありながら押さえるとこは押さえてるオフィスチェアだった。第一候補としてこの椅子を起点にレンタル可能な椅子も全部座り比べて見ようと1月下旬にショールームに赴いてみた。
いざ、試座
ショールームでオフィスチェアの展示スペースへ行き、まずはオカムラのシルフィーの座り心地をと思い試座した所
ナニコレ…え?ナニコレ?!
尻は柔らかく包まれ、背もたれのメッシュもしっとりと支えてくれる。自分の思ってる椅子の数倍座りやすかった。これが…これが10万もする椅子か?!いや、10万もするのも納得やわ!!と、ただただびっくりするのである。
正直言います。ゲーミングチェア買うならオフィスチェアを買え!
それくらい言えちゃうくらいの差を感じました。店員さんに使い方を習いながら一通りの機能を試して「うん、これだ。むしろこれがいい。」と決断させてくれた。
一応、決心はついたものの、百聞は一見に如かず。折角だから20万もするアーロンチェアとかも座ってみよっと思って座ってみたが、確かにいい椅子だけど、体型的にあうのもあれば、座面が硬いかもなど、リクライニングに関しては20万クラスのアーロンチェアのが上ではあったけど、トータル的にやはりオカムラのシルフィーが自分の理想であった。
帰宅後、即注文
迷いはなかった。その日中にすべての手続きを終わらせて、2週間後に納品されるとの事。
ただレンタル費用のみではなく、関東の一都三県以外は配送業者代がかかるのでご注意を。時々口調が関西弁になるので自分は近畿圏の人間とバレてると思うので言っちゃいますが、配送料+レンタル代が初期費用となります。
近畿圏は1万ちょい配送料がかかりますが、Amazonなどはそのまま完成品がバカでかい段ボールに包まれてくるのですが、kagg.jpさんの配送業者はその段ボールも回収してくれます。あと、「不要となった椅子の回収」も無料でしてくれるので処分の手間も省けます。
なので個人的にはAmazonで買うよりkagg.jpさんの配送業者で頼む方が「作業的には遥かに楽」なのでそこも推したい所である。
念願のオフィスチェアを手に入れたぞ!

最初の二日間は今までの姿勢の悪さから「使ってない筋肉を使って座る」みたいなので腰や尻に違和感を感じたけど、それ以降は本当理想的なデスク環境となった。最後のピースが埋まり、快適にヲタクなデスク環境で日々を過ごせている。
実際、どんな事をするにしても体は資本であるので、ヲタクこそ
「机と椅子には金をかけろ」
と思う訳である。部屋のデザインなど拘りもあるかと思いますが、デスクの高さや椅子の高さ調整で体への負担を減らすことこそ真のQOLを上げる方法だと思います。
2月の現段階でのデスク環境構築はこれにて語り尽くした状態になりました。色々と拙い文章でも読んでいただき、本当にありがとうございました。これにてデスク環境構築、最終回となります…!
次回からは理想のデスクツアーへの道(仮題)が始まります、お楽しみに!(ようはこれからのデスク環境作りの話やレビュー記事になるというだけの話です)